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いい日和


作成日:2015-11-23

西粟倉・森の学校へ取材に行きました。vol.3

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森の学校さんの事務所から車を走らせること7分ほど。
実際に間伐が行われている森に入っていきます。辺りはすっかり木に囲まれ、空気は澄んでいて、
マイナスイオンたっぷり。どこからか聞こえてくる鳥の声にも癒されます。


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「この辺りは夏になると、ヒメボタルという小さなホタルが出てきて、とても綺麗なんですよ。」と
坂田さん。
ホタルがこの場所を好む気持ち、わかります!
村の空気もきれいだったのですが、森の中はさらに新鮮で、美味しい空気が体を流れていきます。


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「奥まで見渡せるところが、間伐が施された部分です。地面に光が入って下草が生えてきます。
それに比べて、間伐が行われていないところは、地面まで日が届いていないです。」
違いは一目瞭然。森の中の明るさが全然違います。


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日が届かないと下草が生えず、根の部分がむき出しになり、
木がしっかりと固定されないため、土砂崩れなどの災害が起こりやすくなります。


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歩みを進めていくと、間伐された木材が並んでいました。
大量の木材、間伐の様子を初めて見たので、思った以上に量が多いことに驚きました。
「間伐は10年サイクルで、3割程度ずつ行います。3,000~4,000本程植林し、
初めは真っ直ぐ育てるために密接させて植えて上に伸ばしていき、次に植林をして
横に太らせていくという要領です。」


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森の中の木を見ると気になるのが、枝が木の上方にしか付いていないことです。
「節があると、処理が大変になって使えなくなることもあるので、若いうちに枝打ちを行います。
そうすることで成長する際に、節を巻き込んでいくので、外側に節が出なくなります。
逆に枝を切らずに置いておくと、腐ってしまい切り落としたときに、抜け節や死に節ができます。」

※抜け節:樹皮膜部分に沿って節が抜け落ちたもの。
 死に節:節が板から浮いている、または、節が枯れて穴があいている状態。

木材の希少価値を高めるためにも、枝打ちは大事な作業のようです。


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間伐が行われている部分と行われていない部分があるのですが、
どのような土地の管理になっているのでしょうか?

「間伐を行うには、効率的に作業を進めるため、作業道を作らなければいけないので、
人に頼んでも自分でやっても赤字になってしまいます。さらに、こちらには住んでおらず、
山にも関心がない方が増えているので、木を植えたまま放置されている森が多くなっています。
そのような土地を村が一括で預かり、管理し森林組合を中心に間伐を行います。」

人の手によって隅々まで手入れされた森は、静かさの中で力強さを感じ、
まるで神さまが住んでいるような、特別な空気を漂わせていました。


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奥に見える白い幹の杉は、樹齢100年を超えているそうです。


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次回は、間伐材を加工する工房の様子をお伝えします。
広々とした工房。先程、見た間伐材は、今後どのような加工をされるのか。

どうぞお楽しみに。

西粟倉・森の学校へ取材に行きました。vol.1はこちらから

西粟倉・森の学校へ取材に行きました。vol.2はこちらから

カテゴリ:西粟倉・森の学校へ取材に行きました。 | 投稿日:2015年11月23日



作成日:2015-10-30

西粟倉・森の学校へ取材に行きました。vol.2

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廊下に出て、奥に進むと「工作室」があります。
ここでは、今後イイキッチンで取扱う予定になります『ヒトテマキット』の
レーザー加工と袋詰めの工程が行われていました。

工作室にも日差しが心地よく差し込み、明るく照らされて、
日中は作業スタッフさまの手元にライトが必要ない位。

その中で黙々と作業を続けている作業スタッフさま。
工作好きには羨ましく感じる空間です。


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廊下側の壁には、たくさんの工具と、フローリングは無垢材。
教室内には大小たくさんの材木が所狭しと置かれていて、

日光で温められた室温と、レーザー加工によって少し焦げた芳ばしい木の匂いで、
何とも落ち着く空間が、出来上がっていました。


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ダンボール箱からおもむろに板を取り出した坂田さん。
「これは元々、床板用の板なんです。」
言われて初めて、板の両サイドに床材と同じ加工をした‘‘さね(凹凸部分)’’があることに気づきました。


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「床材を製造した際に、筋が多いものや企画に合わないものを避けて集めておいて、
溝や厚みをヒトテマキットに使えるように合わせた上で、レーザー加工を施します。
全てというわけではありませんが、できるだけこちらの床板でまかなうようにしています。」

間伐材を用いたヒトテマキットは、床材を少しでも無駄にしないという工夫がなされていました。


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レーザー加工機で、出来るだけ無駄にならないように
板の使える部分にヒトテマキットの加工を施します。


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型取りによって、板からヒトテマキットに変わったものは、
作業スタッフさまが一つ一つ丁寧に袋に詰めていきます。
間伐材が製品へと生まれ変わる瞬間です。


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「一日で80個~100個ほど作られています。」と坂田さん。
人の目で、検品をしながら、作業を進めていきます。


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写真は、小皿のヒトテマキットです。
工作室ではヒトテマキットだけではなく、キーホルダーやノベルティなども製作されているそうです。


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木自体が細かったり曲がっていたりするため、加工が難しく、市場価値が低いのが、間伐材です。
そこに付加価値をつけ、人の目を惹くものに変化させる必要があります。
そうして生まれた「ヒトテマキット」。

型からはずして、削って、磨いて自分らしい形の食器が作れるキット。
誰でも、木の食器を気軽につくることができ、
ひと手間をかけることによって、湧いてくる愛着は特別なものがあります。

人それぞれ形が違うものが生まれるので、作るものすべてが世界にひとつのオリジナル。
ものづくりの楽しさを感じることができます。


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次回は、実際に間伐が行われた森でのお話です。
地域資源の循環を目指す、森の学校さんの取り組みにおいて、
鍵となる『間伐材』についてご紹介致します。
どうぞお楽しみに。

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西粟倉・森の学校へ取材に行きました。vol.3はこちらから

カテゴリ:西粟倉・森の学校へ取材に行きました。 | 投稿日:2015年10月30日



作成日:2015-10-22

西粟倉・森の学校へ取材に行きました。vol.1

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兵庫県と鳥取県の境に位置する岡山県・西粟倉村。
この自然に囲まれた村で、生態系の循環に寄り添う地域づくりを行っているのが、
新しいパートナーで、今回取材させていただきました、
西粟倉・森の学校ホールディングス(以下:森の学校)さんです。

使うことで森が豊かになる間伐材。
それを用いたプロダクトが生まれる現場と間伐材について、取材してきました。


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大阪から中国自動車道を使い、車を走らせることおよそ2時間半。
畑や古民家が残る原風景の中、いくつかの道の駅を過ぎ、見えてくる赤い屋根の校舎。

16年前に廃校になった小学校(旧影石小学校)。こちらが森の学校さんの事務所です。


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教室を改修した打ち合わせ室や展示室。
黒板や黒板消し、チャイムが聞こえてきそうな時計は、当時のまま残されています。
冬は雪が積もり、とても寒くなるそうで、教室内には暖炉が設置されていました!


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今回ご案内していただきました‘‘暮らし創造部’’の坂田さん。
とても温かい方で、質問に対し、ひとつひとつ丁寧にお答えいただきました。


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ずらりと並んだ、森の学校さんのパートナーの写真。
みなさんが力を合わせて、全体で村を元気にしているのが伝わってきます。

イスなどの家具の一部は、西粟倉の作家さんが作成したものだそうです。

暖かな日が差し込む教室。カウンターに並んだ観葉植物もすくすくと育っていました。


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となりの教室は、イベントの準備中でした。
木で作られた飾りや製品はもちろん、西粟倉の農家さんが作ったジャムもありました。


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次回は、イイキッチンでお取扱いをさせていただく製品についてご紹介致します。
どうぞお楽しみに!

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西粟倉・森の学校へ取材に行きました。vol.3はこちらから

カテゴリ:西粟倉・森の学校へ取材に行きました。 | 投稿日:2015年10月22日